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雪吊り 冬囲い

03 仙台門松

「仙台門松」はいわゆる’三本の竹を藁で巻いた’「門松」とは少し異なった様相をしており、

二本の心柱に松と笹竹を取り付け、5mもの高さに及びます。

二本の心柱は「ケンダイ」と呼ばれるしめ飾りで繋がれ、

心柱の根本には「鬼打木」という割り木が添えられます。

戦後に姿を潜めてしまった文化ですが、一般社団法人心のふるさと創生会議が

伝統の門松を普及させようと、2019年より市内4事業所が門松の制作に取り組んでいます。

 

門松は仙台市中心部の門前を厳かに彩り、

仙台の歴史風景を、技術のある人々が繋ぐ尊さと意義を感じさせます。

清水園では、2019年に「東北福祉大学仙台駅東口キャンパス」

2020年に仙台市かまぼこの老舗「鐘崎」、

「仙台うみの杜水族館」での門松制作を手掛けました。

2021年には先の2箇所に加え、「東北福祉大学」「仙台駅東口 高惣木工ビル」…計4箇所を手掛けます。

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