【代表の想い】vol.7 [大きな石積み]


皆様こんにちは。清水園でございます。 本日お話させていただきますのは、私から代表に’お話しを伺いたいです’と申し出た現場でございます。

と申しますのも…作業現場で人の背と並ぶほどの大きさの巨石を扱っていたところに、大変興味をそそられた次第でした。


「もともと積んでいた石を解体し、積み直した現場です。大きな石は3トンもの重さ。工期が短かった為、25トンクレーンを使用しながら3日間で仕上げました。」


段取り1日、石積み1日、継ぎ足し1日…通常ですと1週間程度かかる現場。代表は石積みを得意としていた為、可能だったそう。


「石積み前…解体の際、通常石積みはすべて外してから積むのですが、どうしても取れなかった石がありました。丸いその石は、見えている部分だけで1m20cm程度ありましたので…相当な大きさだったと思います。天端を削り上に石を乗せられるように加工してから石積みを始めました。」


丸い石が起点となっているのはとても印象的です。また、この現場は’あえて平らに積んでいないところ’にも注目できます。石の大きさだけでなく、それぞれの石の形状も目に楽しいですね。


「この頃は、石積みをいかに美しく積むか…を重要視していました。その上で、石の個性を活かすことにも注力しておりました。斜めになっている石は、その左側を階段状にすることで、その石の角が活きてきます。崩れ積みはいつも行う得意な技法の一つですが、この現場は大きいけれど面白みのある、遊び心を取り込むことが出来たと感じております。


一方で…こちらお隣の敷地との境界がぎりぎりだった現場ということもあり、角の石はかっこよく仕上がるよう積んだものの、協議の結果石積みを継ぎ足すことにもなりました。涙を飲む現場も中にはあるものです。」


なるほど…石積みはその職人の技術や知識、こだわりが如実に反映されることを実感致します。


また、実はこの現場…平成20年に代表が手がけられたものなのですが、時は遡り平成6年からこのお話しはスタートしていました。


「解体前の現場は、初代の一番弟子が手掛けた初めての石積みだったのです。その方は当時61歳だったのですが…40年近くずっと手元(初代のサポート)を行っていました。


石を選ぶこと・決めること、そういった事は長年初代が行っていたので、ご本人も相当苦労された現場です。時代としても、技術は口伝えが基本でしたから…技術を伝達することや知識・経験を身につけることの重要性を、その時強く感じました。」


代表は当時23歳。現場を取り仕切るにあたって、職人として力をつけなければならないことに気付かされたとの事。

経験年数ではなく、'何を行ってきたか・経験してきたのか' が重要。

お話しを伺いながらそれは職人に限らず、我々が '人としていかに生きるか' といった事にも繋がる内容だな…と相槌をうたずにはいられませんでした。


「大きな石積み」のお話し、いかがでしたでしょうか。

今後もまた現場でのお話しを通して様々な角度から清水園の仕事をお伝えできればと思います。楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

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